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更新日:2012年3月30日
<研修医のプロフィール>
K医師(33歳)
専門:皮膚科専門医
研修先病院:沼津市立病院
出産、育児により1年半のブランクがあり、仕事を再開するにあたり診療に必要な知識の再確認と、新しい知見を取り入れた最新の治療法などを学びたいと 思ったのがきっかけです。
地域の基幹病院であり、様々な症例や最新の治療法などが経験できると思ったからです。また、保育所が併設されているため、子供を預けて安心して仕事に専念できる環境が揃っていたため、同院での研修を希望しました。
実際に働きながら指導医の先生のもとで、1つ1つの症例を経験することで臨床的な感覚を取り戻し、診療における必要な知識や手技を再確認することができました。また休職中に開発された新薬なども、実際の症例を経験しながらその使い方と効果などを学ぶことができとても勉強になりました。また地域の勉強会などにも参加させていただき、とても貴重な経験をさせていただきました。職場の雰囲気も大変よく、働きやすい環境でとても気持ち良く研修をさせていただくことができました。
日々研鑽を積みながら、プロとして的確かつ迅速な診断のもと、患者さんにとって最良の医療が提供できる医師になりたいと思います。また地域に密着し、一人一人の患者さんの声に耳を傾け、患者さんに身近に感じてもらえるような医師でありたいと思います。
皮膚科は外来患者さんが多く、出産、子育てで休職していた先生方が復職して外来診療に関わっていただける事は非常に助かります。
医師として成長する時期と、出産、育児という人生の節目を迎える時期が重なる女性医師にとって、仕事と育児の両立について不安を抱くこともあるかと思います。しかし出産、育児で得られる経験はこれから医師として働いていく上でも、必ずプラスになっていくと思うので、周りの協力やこのような支援事業を手助けに両立し、豊かな人生を送っていってほしいと思います。出産、育児でしばらく現場から離れることもあるかと思いますが、その間も積極的に学会や研究会などに参加し、復帰後スムーズに現場に戻れるように、日々勉強を続けていってほしいと思います。
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