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更新日:2021年2月19日

ふじのくに次世代医師リクルーター 藤枝市立総合病院 南條 宏太 先生

 みなさんはじめまして。藤枝市立総合病院臨床研修医2年目の南條宏太と申します。私はもともと静岡県藤枝市生まれで、高校まで藤枝市内の学校に通学し、浜松医科大学に進学しました。大学卒業後は当院の基幹プログラムで臨床研修を行い、来年度以降は当院の内科プログラムで専門研修を行う予定です。

 藤枝市立総合病院では、研修医30名程度が毎年医療に従事しています。私の同期には東京大学、浜松医科大学、信州大学などの出身者がおり、和気あいあいとした雰囲気で研修に臨んでおります。当院の研修の特徴は、1次~3次救急までを担当し、軽症から重症まで幅広い層の患者さんを診療できる点です。1年目で1ヶ月、2年目で2ヶ月の救急科研修では、自力で来院した患者さんから救急車で搬送された患者さんまでの外来診療を担当し、自分で問診・診察した内容を上級の指導医にプレゼンテーションして検査・治療方針を相談します。月3~5回程度の休日日直・夜間当直では基本的に研修医3人で外来患者さんの臨床診療を行い、上級医にコンサルテーションします。救急外来の診療は、2年目の研修医が1年目の研修医に問診の方法から採血・点滴などの手技を教えながら学んでいきます。

 私も最初に救急外来で診療した際には、患者さんに長々と問診をしてしまって上級医から指導を受けたり、点滴が入らず2年目の研修医を呼んだりと、慣れない部分も多々ありましたが、回数を経るごとに上達していきました。同じ境遇を経験した2年目の研修医だからこそ相談しやすく、また丁寧に教えてもらった覚えがあります。

 医学生のみなさんは、現時点で進路を決めている人から、まだ漠然としたイメージしか持っていない人まで様々だと思います。臨床研修ではまず回った診療科の診療に全力で取り組み、その中で将来的に進む道を決めていくことになると思います。だからこそ、自分の進もうとしている科を含めた関連する他の診療科も広く研修できる病院を選ぶのが最適だと感じます。興味があれば、ぜひ実際に足を運んで見学してみてください。

 

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