更新日：2015年12月11日

聖マリアンナ医科大学のご紹介

　将来、医師として静岡県の地域医療に貢献したいという志を有している皆さんに、静岡県の隣県の神奈川県川崎市にあります聖マリアンナ医科大学をご紹介します。

　本学は、2009年4月から、静岡県医学修学研修資金の優先枠である大学特別枠が設けられています。

　また、2015年2月には「医学生等の育成に関する協定書」を締結し、医学生等の育成、医師の派遣等を通じて、本学から地の利の良い静岡県東部地域の医師の偏在解消、地域医療の確保に協力しており、静岡県と関係の深い大学です。

　さて、本学は1971年に敬虔なカトリック信者であった明石嘉聞博士によって創立されました。創立に際し、ローマ教皇パウロ六世より特別な関心と期待を寄せられ、「カリス（聖杯）」と「パテナ（聖体皿）」を拝受するとともに、異例の祝福を賜っております。

　本学は、「キリスト教的人類愛に根ざした『生命の尊厳』を基調とする医師としての使命感を自覚し、人類社会に奉仕し得る人間の育成、ならびに専門的研究の成 果を人類の福祉に活かしていく医師の養成」を建学の精神としています。

　本学はこの建学の精神に基づき医学教育を行い、医師としての自覚と、将来必要となる基本的医学知識、技能、態度の修得をはかり、プロフェッショナルとしての誇り と、豊かな人間性、そして幅広い教養を持つ医師の輩出に力を注いでいます。

　また、2016年度からは、医学教育の国際認証に基づく新カリキュラムを導入します。本学では、教員が何を教えたかではなく、学生が何を学び、何を習得したかを重視しており、ディプロマポリシーの3つの柱、「正しく判断できる」、「正しく行動できる」、「生涯にわたって省察し実践する基礎ができる」を基軸としたカリキュラムとなっています。

　本学には、規模や特性の異なる４つの病院（大学病院、東横病院、横浜市西部病院、川崎市立多摩病院）と、乳がん・乳腺診療に特化したブレスト＆イメージング先端医療センター附属クリニックがあります。これら5つの施設は、それぞれの特性を活かして相互に連携し、患者さんの病態に応じた適切な医療を提供するとともに、高度で先進的な医療からプライマリ・ケアまでを習得できる医学教育の場にもなっています。

　この場だけでは、本学の魅力を伝えきれませんので、是非、本学ホームページをご覧ください。
　http://www.marianna-u.ac.jp/univ/

　みなさん、本学から未来へと希望の一歩を踏み出してみませんか。

　聖マリアンナ医科大学　学長　三宅良彦

 

聖マリアンナ医科大学（全景）

大学と県との協定締結式にて（左から、三宅学長、大須賀副知事）