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更新日:2020年12月25日

ふじのくに次世代医師リクルーター 聖隷浜松病院 河西 怜 先生

 聖隷浜松病院初期研修医2年目の河西怜です。生まれも育ちも出身大学も浜松なので、人生のほとんどを半径10km圏内で過ごしています。初期研修病院を選ぶにあたり、県外の病院への見学も行きましたが臨床実績、研修内容、待遇などの条件を考えた際に「地元の聖隷浜松病院って、実は思っていた以上に良い病院なのかもしれない…」と感じて聖隷浜松病院で初期研修を行ない、環境にも恵まれ、そのまま来年度以降も聖隷浜松病院の外科専門医プログラムに参加します。

 当院の研修の特徴は2年間のうち、総合診療内科5ヶ月、救急科3ヶ月とプライマリーケアに重点をおいた研修ができる点です。患者さんの病気だけでなく、今後の生活を意識した診療を学ぶことができ、熱心な指導医のもとで研修医が主体的に診療に取り組ませてもらえます。この研修で学んだ知識や経験はどの科に進んでも活かせるものだと感じます。また一方で専門診療科の数も多く、当院での治療を求めて全国から患者さんが集まるため、幅広い症例を経験することができます。

 また上級医や看護師、薬剤師などのコメディカルの方々もみんな温かく勉強熱心で、研修医を育てていこうという雰囲気があり、そうした研修医教育の土壌がしっかりしている点が一番の魅力だと感じています。

 研修病院や進路に悩むことも多いと思いますが、私が一番大切だと思う点は、自分が5年後、10年後にどこで、どんなことをしているかというイメージを持つことです。私自身は初期研修でプライマリーケアの基礎を学び、後期研修で外科の手技を身につけて、腹部外傷外科医になることを目指しています。でもその中で、外科医としてやりがいを見つければより深く磨きをかければ良いし、救急がやりたくなればダブルボードを目指す、家庭を大切にする生き方や、医師以外の働き方もありかも?など、いくつかの選択肢もあわせて考えています。

 一つに絞らなくても、多少曖昧であっても、進む先のイメージさえ持っていれば、目の前の2年間をどう過ごすか、どんな知識や技術が必要なのかが見えてきます。あとはそれを実現するために最適な病院選び・進路選択をして、目の前のことに取り組んでいくことが重要です。

 静岡県内には様々な特徴を持った病院があるので、自分にとって最適な病院を探してみてください。そして多くの人にとって聖隷浜松病院は最適解のひとつだと思うので、ぜひ一度見学に来てください。お待ちしております。

 

 20201225