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更新日:2019年2月15日
こんにちは。浜松医療センター呼吸器内科の勝又萌と申します。私は平成27年に昭和大学を卒業後、2年間の初期臨床研修を沼津市立病院で行ったのち、現在は呼吸器内科の後期研修医として浜松医療センターに勤務しております。出身は静岡県御殿場市で、小中高と沼津市に通って育ちました。大学で東京へ出たあとも将来は地元へ帰って医師として勤務したいという思いが強く、出身大学での研修などは行わずに地元へ戻りました。
初期臨床研修を行った沼津市立病院は、静岡県東部地区で数少ない三次救急病院です。研修医の数も年度によって変動しますが、1~2年目合わせて10人前後と多くはありません。しかし、その分とてもアットホームな雰囲気で、同期をはじめとして先輩・後輩とも仲良く過ごすことができました。また、指導医の先生方との距離感もとても近く、何か困ったことがあれば気軽に相談しながら充実した研修を送ることができました。現在研修中の浜松医療センターは、浜松市の中心部からほど近い場所にある病院です。浜松市は人口も多く、当院の患者さんの数も多いのですが呼吸器感染症、間質性肺疾患やアレルギー・膠原病、悪性腫瘍など多岐にわたる疾患の診断・治療に携わらせていただいております。こちらでも上級医の温かいご指導のもとで、病棟管理・気管支鏡検査・外来診察などで研鑽を積ませていただいている最中です。
私もまだ若輩者であり、これから医師を目指す方々や医師として県内での研修を考えている方々へのアドバイスと言っても、大それたことは言えません。ただ、一つだけ言えることがあるとしたら、なんでも積極的に経験してみることが全てかと思います。学生の時とは違い、見るだけでなく実際に行ってみると当時の印象とは随分と変わってくることに気付くでしょう。長くて苦痛だった手術や検査・処置の見学も、自ら行うことでその難しさに驚くだけではなく、やり遂げたときの達成感は何物にも代えがたいものになることと思います。また、ただ見学しているときは敬遠していた分野の処置や検査であっても、実際行ってみると意外と興味深いものであったと気付く瞬間もあるでしょう。
これからこれをご覧になったみなさんが、静岡県内で充実した研修を受けられ、成長されていくことを期待しております。
<写真:浜松医療センター>
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