ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 富士市立中央病院 細野 杏介 先生
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更新日:2024年10月30日
はじめまして。富士市立中央病院初期研修医の細野杏介です。女性のヘルスケアに携わりたく、来年以降は産婦人科を専攻し、引続き県内で勤務する予定です。
記事を読まれる方に産婦人科志望の方は少ないかもしれませんが、あえて偏った内容から話を始めてみます。
まず、学生の方々には自身の将来像を意識した初期研修・専門研修病院選びをしていただきたいと強く感じています。私は静岡県という土地と産婦人科という希望診療科の2点が決まっていました。ところで、県内の初期研修病院で分娩数が年間500を越える施設は半分にも満たないことをご存知でしょうか。また生殖分野で認定施設となっている研修病院は恐らく2つです。初期研修で可能な経験は施設によって異なるかもしれません。ただし将来、産婦人科専攻医となった際の在り方や勤務施設を考えるうえでも、一定の症例数とその幅広さは大切だと考えました。
もし貴方が志望科やサブスペシャリティを決めている場合は、研修先を考える際に、関連学会の認定施設か否かも考慮してみるといいかもしれません。早めに興味ある領域に触れることは、学習と研鑽の意欲向上にも繋がり、研修を鮮やかに彩ってくれると私は実感しています。
一方で、キャリアやプライベートの面で悩んでいて進路を決めかねているかもしれません。その場合は、出来るだけ多くの視点で自分の希望を言語化して色々な属性の人に相談をしてみてください。それは例えば、親、恋人、学友、先輩、見学先の研修医、誰でもいいと思います。医師の働き方、キャリア形成は自由度が高く、人の数だけ道があると考えています。ぜひ視野を広くしていきましょう。
さて、そろそろ富士市立中央病院の研修についてもお伝えしていきます。見学会や説明会でいつも私がお伝えするポイントは3つ「自由過ぎるプログラム」「幅広すぎる手技・執刀」「選べる負荷量」です。文章化するには難しい点もあるので細かい話は見学にお越し頂いた際にお聞きください。ただ、全ての人が一定以上は必ず満足いく研修を送れる、過ごしやすくバランスのよい病院であることは、みな実感しています。そのおかげか年々人気もあがってきているようで、昨年は受験者のほぼ半分がマッチング中間公表で第1志望として登録してくれていました。
医学生の皆さま、将来のことを考えるついでに、ぜひ当院の見学にもお越しください。その際は研修医一同歓迎いたします。
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