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更新日：2016年2月12日

ふじのくに次世代医師リクルーター　静岡市立静岡病院　渡辺綾乃　先生

　静岡市立静岡病院呼吸器内科後期研修医1年目の渡辺綾乃と申します。私は初期研修の2年間も静岡病院で研修をさせて頂き、今年度も引き続き呼吸器内科で勤務をしています。

　当院は静岡市の中心街に位置し、市内基幹病院として「開かれた病院として市民に温かく質の高い医療を提供し、福祉の増進を図る」という理念の元、医療を提供しています。実際に救急外来でも「救急車を断らない病院」として地域医療に貢献しており、初期研修医から非常に多くの症例を経験することができます。また、必ず3年目以上の医師と一緒に診療にあたり、わからないことがあればその場で聞き、アドバイスを受けながら診療を行うことができますし、一人で診療することがない点で不安やストレスも少ないかと思います。

　また、ほとんどの診療科も揃っており、今後の診療科をまだ決められていないという方も初期研修の間にいろいろな科を回ってみることでじっくりと自分の将来像を考えることもできるかと思います。私も初期研修を始めた段階では全く診療科を決められずにいましたが、初期研修の2年間でほぼすべての内科で研修をさせて頂き、自分のやりたいことや将来像を考え、呼吸器内科という診療科を選択することができました。まだまだわからないことも多く、他科の先生方も含め多くの先生方にお世話になりながらですが、毎日楽しく、充実した日々を送ることができています。

　また、今回、ふじのくに次世代医師リクルーターとして8月25日に「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ夏季セミナー」に参加させていただきました。多くの医学生の方が最先端の医療から家庭医など幅広い貴重な講演を聴き、またその後の交流会などでも先輩医師と直接話をする良い機会となったと思います。私自身も普段あまり触れることのない話を多く聴くことができ、大変勉強になりました。

　静岡という土地は、冬も雪がほとんど降らない暖かい気候であり、暮らす人々も優しく穏やかです。私自身、静岡が大好きなので、今ここで医師として働くことをうれしく思い、少しでも地域に貢献できればと考えています。

　最後に、今後、初期研修医や後期研修医になる方へ、私が一番感じたことは、きっとどこの病院で研修をしても、どの診療科を選んでも、つらいことは必ずあると思います。同じつらい思いをするのであれば、少しでも自分に合った場所や楽しいと思えることを選んでください。 　

　みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。

 

渡辺医師１　平成28年2月　ふじのくに次世代医師リクルーター　渡辺綾乃

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