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更新日:2020年2月12日
中東遠総合医療センター初期研修医の古橋広樹です。
私は浜松市の出身で、名古屋大学を卒業後、中東遠総合医療センターで初期研修を始め現在初期研修医2年目として勤務しています。医師不足が叫ばれる静岡県の出身者として、県内でも特に医師不足が顕著である中東遠地域の医療に貢献したいという思いから当院での研修を選択しました。
当院は掛川市立総合病院と袋井市民病院が合併し、平成25年5月に開院した新しい病院です。開院後は、急性期疾患に対応できる体制が整えられ、救急・集中医療部門が強化されるなど地域医療への貢献のために様々な取り組みがなされています。そのなかで臨床研修病院としての体制も向上しており、着実に研修医の人数が増加しています。平成30年度のマッチングでは開院以来初のフルマッチ(14人)を達成するに至っています。
研修病院を決めるにあたり、自身の志望する診療科は非常に大切な要素だと思います。個人的には初期研修を行った病院でその後の後期研修も続けられるのがよいと思っています。後期研修まで見据えた研修を行うことが出来ると初期研修が非常に充実したものになるのではないでしょうか。学生の皆さんには、3年目以降も残りたいと思えるような病院かどうかという視点を持って研修病院を探していただけたらと思います。
学生の皆さんの中にはまだまだ志望する診療科が決まっていないという人も多いかと思います。私自身は学生時代から志望科は一貫していますが、同期の研修医や先輩のお話を伺うと、研修医時代に決めたという人も数多くいらっしゃいます。志望科を決めるにあたり、自身の経験を振り返ると、国家試験に向けた座学での勉強よりも寧ろ、病院実習で見たものや学んだことが志望科を決めるうえで大きく影響したと思います。研修病院では必ずしも全ての診療科で研修する訳ではありません。学生の皆さんには、日々の病院実習を大切にしていただきたいと思います。
最後になりますが、静岡県で働くことに興味がある方は是非当院へ見学に来てくれたらと思います。
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