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更新日:2024年10月29日

島田市立総合医療センター 松下 智紀 先生

 はじめまして。島田市立総合医療センター泌尿器科で勤務している松下智紀と申します。滋賀医科大学を卒業してから静岡県で5年程勤務しています。

 学生時代に全都道府県を旅行したことがあり、静岡が最も好きな県の一つでした。静岡県の気候や人が穏やかで、豊富な自然や美味しい地産品があり、また、交通の便に不自由がないところが、とても魅力的でした。将来静岡で働きたいと考え、医学修学研修資金の貸与を受けました。

 学部の年次が上がるにつれて、将来の志望科や研修先病院を考えるようになりました。学生時代には、現場を見ずに志望科を決めるのは、どうしても難しいと感じていました。

 静岡県内の病院に絞って初期研修先病院を探していたところ、静岡県立総合病院がとても魅力的だと感じました。その理由としては二点ありました。

 一つ目は、初期研修中にローテーションできない科がほぼないという点です。病院見学をするまで気づきませんでしたが、市中病院で全ての科が揃っているのは寧ろ珍しいです。将来、何科になるか決まっていない人にとっては、科が揃っていることはとても重要だと感じました。実際に初期研修中にローテーションして初めて、その科の先生の働き方や、やり甲斐を体験することができます。学生時代は考えていませんでしたが、初期研修で泌尿器科が非常に魅力的だと感じました。また泌尿器科と関わりの深い腎臓内科、緩和科、腫瘍内科、放射線科、感染症内科、病理診断科、集中治療科などもローテーションすることができ、現在の診療に非常に活きていると感じています。

 二つ目は自由度が非常に高い点です。大学病院などの大きな組織と異なり、ローテーション科変更の融通がききやすく、また、様々な大学から初期研修医が来ており、希望すれば1ヶ月UCLAで研修することもできます。こうした自由度の高さは静岡県立総合病院の大きな魅力の一つだと思いました。

 他の病院には、その病院ならではの長所があると思うので、皆さんが魅力的だと感じられる病院を見つけられるよう色々な病院を調べてみるのが良いと思います。たくさんある病院を全て探しきるのは難しいと思うので、何か譲れない条件を決め、その中で探してみるとスムーズかもしれません。これを読んでいる方にとって、少しでも私の経験がお役に立てれば幸いです。

 

 

【島田市立総合医療センター 松下 智紀 先生】  【島田市立総合医療センター】

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