ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 藤枝市立総合病院 小澤 未佳 先生
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更新日:2022年3月10日
はじめまして、藤枝市立総合病院臨床研修医2年目の小澤未佳と申します。今年度はふじのくに次世代医師リクルーターに任命いただき、活動させていただいております。このご時世であり、医学生の皆さんと積極的な交流はできていませんが、病院見学や以前の意見交換会などにおいてよく質問していただいたことを中心に書かせていただこうと思います。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
私は磐田市出身で高校までを県内で過ごした後、山梨大学へ進学し大学生活を山梨県で送りました。入学と同時に静岡県医学修学研修資金の貸与を6年間受けたため、入学したときから卒業後は県内に戻ってくることを考えていました。なんとなく県内の病院を調べ始めたのが4年生の2、3月、本格的に見学に行き始めたのが5年生の夏頃からだったと思います。静岡県は東部・中部・西部とそれぞれに臨床研修可能な病院がたくさんあり、県内出身者であっても出身外の地域については知らないことばかりです。だからこそ、出身関係なく全員が同じスタートラインから研修先を考えることができるのではないかと思います。
私が研修先を決めるにあたって重視したことは、研修先の雰囲気、幅広い科が揃っていること、救急の研修が充実していることです。雰囲気については各病院に色があると思いますし、実際に見学してみるのが一番わかりやすいと思います。当院は浜松医科大学・東京大学を中心に色々な大学の出身者がいるため、県外の大学出身の私としてもとても馴染みやすい環境になっています。ローテーション科や救急当直については、各病院ある程度の情報は事前に得られると思います。その上で見学に行くと、より多くの情報を得られるのではないでしょうか。
学生の時点で3年目以降の方向性が決まっている場合はそれを重視した研修先の選択も良いと思いますが、決まっていてもいなくても臨床研修の2年間は幅広く色々な科と関われる病院を選ぶ方が将来にも役立つのではないかと私個人としては思っています。どんな選び方をするにしても、静岡県は多くの病院が集まっているためそれぞれの目的に合った病院が見つかると思います。
皆さんが研修先として検討する病院の一つに当院を考えていただけたら嬉しいです。ぜひ一度、見学に来てみてください。
(写真中央が筆者)
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