ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 藤枝市立総合病院 鈴木 萌 先生
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更新日:2024年7月10日
初めまして、藤枝市立総合病院研修医2年目の鈴木萌と申します。私は静岡市出身で、浜松医科大学を卒業しました。来年からは麻酔科医として研鑽を積んでいきたいと考えております。
当院を研修先として選んだのは、大学5年生の選択ポリクリで2週間心臓血管外科をまわらせていただいたことがきっかけです。先生方は、心臓の働くメカニズムや人工心肺の仕組みなどについて、学生相手にも熱心に教えてくださいました。また時には術野にも入らせてくださり、拍動する心臓を直接触るという貴重な体験をさせていただきました。教科書の知識で、洞結節から発生した電気がまず心房を収縮させ、続いて心室を収縮させるというのは知っていましたが、実際にその動きを目の当たりにして感動したことをよく覚えています。この経験は心電図の波形の理解にも大いに役立ちました。このように、教科書で得た知識を実臨床へ応用していく期間として、重要な初期研修を、優しく教育熱心な先生方が多くいらっしゃる当院で行いたいと考えて選択しました。
実際に当院で研修をさせていただいて、やはり当院を実習先として選択してよかったと日々実感しています。ローテーション中の科の先生方はもちろん、救急外来でも他の科の先生方とお話させていただく機会が多く、問診でのポイントや検査結果の見方など多岐にわたるご指導をいただけることは非常に大きな強みだと思います。また、コメディカルの方々との距離の近さも当院の良さだと感じます。
特に救急外来の看護師さんやエコー・放射線技師さんとは救急科ローテーション中や当直などで接する機会が多いですが、気さくに話しかけて下さったり、また画像所見の見方について専門的な意見をくださってとても助かっています。
医学生の方には大学以外の病院でも実習を行える機会があれば、病院の雰囲気を把握するためにもぜひ挑戦していただけたらと思います。拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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