ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 富士市立中央病院 杉本 大貴 先生
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更新日:2023年9月4日
皆様はじめまして。富士市立中央病院初期臨床研修医2年目の杉本大貴と申します。私は東京医科大学出身で、静岡県医学修学研修資金の貸与を4年間受けていました。この度、静岡県よりふじのくに次世代医師リクルーターを拝命しましたので、私が静岡県で初期研修を行うこととなった、いきさつなど寄稿させていただきます。
私は千葉県浦安市が地元で、静岡県とは父が伊豆出身という繋がりがあります。浦安には皆様ご存じの夢の国があり、全国から様々な人が来るのですが、あまりに多くの人が来るあまり、JR舞浜駅では人間の嫌な面を見てしまうこともたびたびあったりします。
また、新宿という日本有数の繁華街で学生生活を送るうち、穏やかな環境で働きたいという思いがより強まりました。せっかくなら所縁のある静岡県で働こうと思い医学修学研修資金の貸与を受けたわけですが、父が伊豆出身なので多少馴染みのある静岡県東部で初期研修先を探しました。
私は将来的に在宅医療などの地域に密着した医療の提供を志しており、①地域に根差した総合病院であること、②多くのcommon diseaseを経験できること、③ローテ科の変更が柔軟であること、④診療科間の垣根が低いこと、⑤コメディカルとのコミュニケーションを取りやすいこと、といった条件のもと、富士市立中央病院を希望し、初期研修を行うこととなりました。
実際働き始めてみると、病院探しの条件に挙げていた項目すべてが満たされていると実感できる日々で、特に2か月前までならローテ科が変更できる(もちろん相談の上でですが)ことがキャリアプランを考える中で非常に助かっています。
研修医も2学年計12名と多くなく、診療科もほとんど被らないことから、多くの手技を経験でき、ローテ科の先生や病棟スタッフなど皆様から気にかけて頂きながら研鑽を積むことができています。患者さんも温かく、採血を失敗しても「あきらめるな!俺の腕を使って上手になれば良いんだ!」と声をかけて頂いたこともあり、富士市立中央病院を選んで本当に良かったなと思う日々です。
たった1000字では書ききれない魅力がまだまだあるのですが、今回はこの辺りとさせていただこうと思います。兎にも角にも、静岡県という大変過ごしやすい環境、特に当院での研修は非常におススメです。まずは一度見学にいらしてみてください。決して後悔させません。駄文で恐縮ですが、皆様の進路選択の一助となれば幸いです。
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