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更新日:2016年3月11日
中東遠総合医療センター後期研修医の太田竜右です。
私は浜松市の出身で、信州大学を卒業後、中東遠総合医療センターで2年間の初期研修を行い、現在は循環器内科の後期研修医1年目として勤務しています。 地元、静岡県の出身者として、医師不足が叫ばれている静岡県の中で、特に医師不足が顕著である中東遠地域で、地域の皆様に貢献したいという思いから当院での研修を選択しました。
当院は、旧掛川病院と袋井病院が統合し、平成25年5月に開院した新しい病院です。
新病院になって各診療科の体制が強化され、地域に最も必要だった急性期、救急集中治療部門も非常に充実しました。それに伴い、研修体制も整備され、研修医の数も年々増加しています。
開院したばかりの病院ですが、それ故に自分たちで病院を形作っていくという大きなやりがいもあります。職員皆がこの病院を良くしていこう、自分たちがこの病院を育てていこうと感じ、努力している雰囲気の中で勤務することは、診療科での研修とは別に、とても貴重な経験をさせていただいていると感じています。
昨年3月から「ふじのくに次世代医師リクルーター」として1年間活動をさせていただきましたが、いろいろな学生さんや先生方とお話をさせていただき、自身の医師としての生活にも刺激となりました。こうした活動を通して、医師として勉学だけでなく幅広い視野を持って活動していくことも大事だと感じました。
学生のみなさんは、これから医師として忙しい生活を経験されていくことと思いますが、仕事に忙殺されるのみならず、人とのつきあいも大切にしていただきたいと思います。
静岡県内で医師として働く同志が、一人でも増えてくれればとても嬉しく思います。
平成28年3月 ふじのくに次世代医師リクルーター 太田竜右
平成27年12月 こころざし育成セミナー冬期フォローアップセミナーにて高校生にお話しする太田先生
平成27年12月 名古屋大学にて医学生と意見交換をする太田先生