ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 焼津市立総合病院 坂口 傑侃 先生
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更新日:2023年11月6日
皆様はじめまして、焼津市立総合病院で整形外科を専攻している専門研修1年目の坂口傑侃と申します。ふじのくに次世代医師リクルーターとして、皆様に何かアドバイスをということで、私の経験になってしまいますが、少しでも参考になればと思い、書かせていただきます。
私は神奈川県茅ヶ崎市で生まれ、大学は日本医科大学に進学しました。在学中に静岡県医学修学研修資金を貸与いただいた関係で、静岡県内での研修を考えておりました。
大学4年生の頃にいくつかの病院を見学させていただきましたが、その当時は漠然と見学に行っていたように思います。学生時代、研修病院を決める際に重要視したのは、地元の雰囲気と近い風土があることです。研修内容は診療科のあるなしで変わる部分もありますが、おおよそは変わらないと判断しております。しかし、人間関係は違います。働く環境が良くなければ、潤滑な業務は成立しません。他の研修病院でも研修する機会はあり、そこで学べたことも大変貴重でありましたが、焼津市立総合病院は特別働きやすい環境だと考えております。
さて、少しだけ当院の宣伝をさせていただきます。当院の臨床研修のうち、他院と大きな違いがあるのは、救急当直の制度であると思います。1年目は、夜間のうちで比較的症例の多い準夜帯のみの救急業務になります。入職したばかりの大変な時期、朝までの当直がないというのは、翌日の日常業務にも影響が少なく、体力的にも非常に助かりました。経験症例数も十分で、症例検討の機会もあります。4、5月のうちは2年目の先生が助けてくれるスーパーバイザー制度もあります。2年目になれば普通の当直が始まりますが、1年目の先生を指導することも逆に勉強になります。着実に臨床能力を身につけることができる環境だと思っています。
研修病院の選択というのは、皆様にとってとても重要なことだと思います。最初の一歩を踏み出すのはなかなか不安なこともあると思いますが、静岡県では様々な意見交換会や説明会が開かれています。一歩踏み出せば意外と軌道にのれることも多いと思います。我々リクルーターが可能な限りお手伝いしますので、気軽にご参加ください。未来の同僚とどこかで会えることを楽しみにしています。
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