ホーム > 医学生の方へ > ふじのくに次世代医師リクルーターからメッセージ > ふじのくに次世代医師リクルーター 中東遠総合医療センター 飯室 敬太 先生
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更新日:2023年12月6日
こんにちは。中東遠総合医療センター研修医2年目の飯室敬太と申します。私は小学校・中学校・高校時代を静岡市で過ごし、その後名古屋大学に進学しました。大学3年生から卒業までの4年間、静岡県医学修学研修資金の貸与を頂き、卒業後は中東遠総合医療センターで初期研修を行っています。来年度は当院にそのまま残り、内科専門研修を行う予定です。今回は医学生へのアドバイスがテーマということで、初期研修先をどのように選んだか自分の体験を書かせていただこうと思います。
初期研修先を決める際に私が重視したのは3年目以降もその病院に残れることでした。漠然と、初期研修を行いながら病院見学に行くのは大変そうだと思っていたからです。学生時代から内科を志望していたため、ひとまず内科専門研修プログラムがあることは最低条件として挙げて選ぶことにしました。
5~6年生にかけて気になる病院へ一通り見学に行き、研修内容や待遇、病院の規模、研修医の人数、立地などで条件を絞りこみ、自分の中でいくつかの選択肢が残りました。私は医学修学研修資金の勤務履行期間が6年あり、どのタイミングで静岡県での勤務を開始すべきなのか? 初期研修から静岡県に戻り勤務を始めるべきなのか? 戻るのであればどの病院がいいのだろうか?などいろいろと考えを巡らせました。
悩んだ結果、静岡県へ戻り当院で初期研修を行うことにしました。見学に行って病院自体の雰囲気が気に入ったのはもちろんですが、静岡県内での勤務を早く始められること、初期研修からそのまま残って内科専門研修を行える施設であること、内科が出身大学の医局であることも決め手となりました。
今の時点でこの選択は正しかったと感じています。2年間でせっかく慣れ親しんだ環境を捨てて別の場所に行くのはあまりにもったいなく、3年目以降もそのまま研修を続けられる環境を選んでよかったと思っています。
研修病院を選ぶ際には人それぞれ重視するポイントがあると思いますが、何を重視するにしろ初期研修の2年間だけでなく、その先の進路も見据えて病院を選ぶと後の自分を助けることになるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。
拙い文章でしたが、最後まで目を通していただきありがとうございました。ぜひ当院にも見学に来てください。
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